お茶目でぷくぷくな愛らしい饅頭喰い人形
とぼけたようなお茶目な表情と、ふくよかでまるまるとしたラインが魅力的な陶器の人形。京都・伏見の郷土玩具である伏見人形のなかでも代表的な「饅頭喰い人形」に、藤田さん独自のエッセンスが加えられた作品です。
「饅頭喰い人形」とは、昔「お父さんとお母さん、どちらが好き?」と聞かれた子供が手に持っていた饅頭をふたつに割り、「これのどちらが美味いか」と問い返したという聡明な子どもの説話から生まれた焼き物の人形です。
部屋に飾ると子供たちが賢く育つというご利益があると言われる「饅頭喰い人形」。
安産祈願や商売繁盛祈願の意味合いもあるようで、折々の贈りものにも喜んでいただけるはず。